Grünes Haus

情報共有の場であったり、日々の記録の場だったり、管理人のアウトプットの場であったり、そんな個人趣味的な空間です。

「電子クリニカルパス」導入のメリットや背景がわかる本

f:id:qweasdzxc-green:20170430141452j:plain

今回は機会があり、電子クリニカルパスについて調査することになりました。

それにしたがって2冊の本を読みました。

「医療記録が変わる!決定版クリニカルパス

クリニカルパスがかなえる!医療の標準化・質の向上」

クリニカルパスを一言で説明すると、医療工程管理表です。

クリニカルパスは工程管理を表にしてわかりやすくするためのものではなく、

 ・医療の標準化

 ・チーム医療の促進

 ・医療の効率化

 ・リスクマネジメント

 ・インフォームド・コンセント

 ・etc...

などを通じて、医療の質の向上が最終的な目的です。

 

 

経営管理とかその辺の勉強している人は、クリティカルパスを想像していただければいいと思います。

クリティカルパスが医療に応用されたものですので。

 

この本たちが書かれたころは、クリニカルパスが紙上で行われてた時期で、まだ電子化がメインの状態ではないっぽかったです。

現在はクリニカルパスが導入されているほとんどの病院で電子化されてます。

正直、医療関係者向けに書かれているようで、ところどころ難しかったよ。。。

 

読んだ本はこちら

 

 どちらも10年以上前の本です。

 

導入期に書かれた本ですので、書いている内容をざっくりいうと、クリニカルパス導入の経緯、メリット、具体的な事例、実践方法
などですね。

 

読んだ感想としては現在の状況はわからないですが、10数年前の医療現場の作業や工程の標準化のされてなさとか、医師や薬局などの各場所における仕事のきっぱりとした縦割りになっていた状況に驚きました。

逆に、連携が難しく今から考えれば乱雑だったはずのシステムにおいて、ある一定の質と安全を保ちながら運営していた現場の人たちの応用力や適応力、現場力はすごいな、と。

 

しかしながら医療の複雑化や高度化、役割の細分化や情報過多の時代に移り、クリニカルパスという考え方が浸透していったと。

 

本の内容は紙ベースのクリニカルパスですが、電子化することによって本に書いている内容以上のメリットが発生しますが、
「ある種の問題を解決すると、それに応じて新たな問題が生じる」
ということで、別の問題が発生しているようです。(keyはこの問題を考えるための源流的な流れを知るために、この本たちを読むことになりました。)

 

読んだ内容を自分の中で嚙み砕き、抽象化、一般化することで、
・標準化に対する考え方
・発生したエラーに対する処理の仕方や考え方
・団体同士の連携や新しい物事の導入に関する難しさ
・etc...
など、新たな視点を1つの事例を通して得ることができたかなと思います。

 

この本たちを読んでいる方達にオススメするかといわれると微妙ですが、医療に関わっている人たちには読んでほしいかなと思います。

key自身は医療関係者ではないですが(笑)

 

 

このカテゴリでの初めての記事なわけだけど、本の感想とかレビューって難しいね・・・(´・ω・`)